人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ツイッターはchicorino1982!


by chicorino1982
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

~ Chateau Potensac 1993 ~

~ シャトー ポタンサック 1993 ~ 
~ Chateau Potensac 1993 ~_f0024694_15384643.jpg

国:フランス ボルドー メドック地区
造り手:デュロン
クリュ ブルジョワ級格付けで、2003年よりブルジョワ・エクセプショナル級に格上げ
グランクリュ格付け第2級に分類されているレオヴィル・ラスカーズのデュロン家が造る
ブルジョワ級屈指のワインとのこと。

ワインの色調写真は撮り忘れたけど、ガーネットからレンガ色くらいの色調。
濃さは、濃すぎずでクリアー。オーストラリアや、チリのように濃いカベルネとは
イメージが違っていた。

開けてすぐは、今の経験値では全然表現できない・・・くらいに独特。
湿った日陰の感じで、フルーティさは少し薄いスタート。
渋みはだいぶ落ち着いて、まろやかで角がとれている。
酸味もまろやかで、荒々しさがなく穏やか。13年の熟成感というものだろうか。
段々空気に触れて出てきたのは、菌類・・・おそらくきのこ・・・。
その脇から、花、カシス、プラム、という具合。
きのこについては、ちょっと前に魂友にプレゼントした、ワインの香り成分54種の
セット「ワイナロマ」の中でもかいだことがあったような気がしたんだけど、
どうしても、映像までが浮かんでこない・・・!
そこで食材をつまみ食いばかりしている工藤氏が一言「マッシュルーム!」
それだー!!!マッシュルーム!!
それから胡椒のようなスパイスも感じる。
果実の凝縮実は少し控えめ。花のような華やかさは、しっかり感じられる。
グラスを回して酸素に触れさせるとふわっと果実味が現れる。
南のほうのカベルネのような豊富な感じではなく、控えめ。
ジビエと相性がいいような感じがする。
癖が強すぎるとワインが消えてしまう気がするので赤み肉がいいと思うんですが、
工藤氏は脂多めでもいけるという判断。どちらにしても是非試してみたい!

これは新しいワインの世界感。
フルーティで飲みやすい早飲みワインの世界から、それなりに熟成に耐える
個性のワインの世界へ。
ワインの可能性にどんどんはまっていく!
それから食事、食材とのマリアージュ、これも無限大!
かなり!楽しみだ~!!!

Da chicorino.
by chicorino1982 | 2007-04-13 16:08 | DIARY